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2010年04月 アーカイブ

おすすめの曲・・・その1

『ラ・バンバ』

ラテン・ロックの原点はメキシコ民謡ロック界ではその歴史的意義が高く評価されている作品です。

59年2月3日の飛行機事故により、17歳の若さで天折したメキシコ系アメリカ人のロックンローラー、リッチー・ヴァレンスが生前の58年末に発表した大ヒット・ナンバー「ドナ」のB面でしたが、こちらもトップ30入りするスマッシュ・ヒットを記録しました。

現在ではむしろラテン・ロック、パンク・ロックの原点のひとつとしてA面以上に語られる機会が多いです。

原曲はメキシコのベラクルス州に伝わる民謡で、リッチーはいとこからこの曲を教わったといいます。

スペイン語のまま発表したので、当時からアメリカのファンの大半が意昧もわからずに聴いていたが、作品のもつ独特の躍動感が、永く深くファンの心をとらえることになります。

改めていうまでもないが、彼の伝記映画『ラ・バンパ』(87年)のタイトルはこの「ラ・バンパ」です。

おすすめの曲・・・その2

ベイズン・ストリート・ブルース

ニューオリンズの"大通り讃歌"ニューオリンズで生まれ育った作曲家(ピァニスト、歌手)スペンサー・ウィリアムスが、同地にある大通り"ベイズン・ストリート"をテーマに書いたブルース・ナンバーです。

28年に発表されたこの曲は、ルイ・アームストロングにより同年吹き込まれ、さらにベニー・グッドマンらがチャールストン・チェイサーズ名義で録音した31年には、冒頭に新たなヴァースが書き加えられ、これが定型となっています。

ブル一な感情を歌ったものが多いブルースにあってこの曲は、"夢の国ニューオリンズ、オレの憂轡なんかベイズン・ストリートが吹き飛ばしてくれるのさ"と歌っている陽気なナンバーです。

もちろん当地の歴史を踏まえれば、楽観的な事柄だけでもないはずだですが、それさえ吹き飛ばしてしまう生命力がこの曲にはあります。

トロンボーン奏者にとっての必須レパートリー曲ともいえよう偉大なる"大通り讃歌"です。

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